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スクリーン印刷機で使える補助金・助成金

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スクリーン印刷機の導入や運用には多くの費用がかかりますが、さまざまな補助金制度を活用することでコストの負担を軽減することが可能です。ここでは、スクリーン印刷機の導入に活用できる主な補助金の種類や申請方法、メリットと注意点について解説します。

導入/運用に活用できる
補助金の種類

スクリーン印刷機の導入時に活用できる代表的な補助金としては、「省エネ補助金」が挙げられます。これは事業者が自社の工場や事業所の設備を省エネ型設備へ更新することを支援する制度です。印刷機器も対象設備の一つとなっており、補助率は対象経費の1/3以内、補助金の上限額は1億円となっています。この補助金は、中小企業だけでなく一定の要件を満たした大企業も申請可能です。

補助金を活用するメリット

補助金を活用する最大のメリットは、初期投資の負担を軽減できる点です。スクリーン印刷機の導入には数百万円から数千万円の費用がかかりますが、補助金を利用することで負担額を大幅に減らすことができます。

また、複数年度にわたる大型投資が可能になる点もメリットです。例えば、2024年度の省エネ補助金では複数年度事業の申請が可能となっており、発注と設置で年度をまたぐような大型の設備投資も対象となります。

補助金の申請方法

補助金の申請を行う際は、まず公募要領を確認しましょう。省エネ補助金の場合、一般的に年度初めに公募が行われます。申請の基本的な流れは以下の通りです。

  1. 書類の準備・作成
  2. アカウントの登録
  3. 基本情報の入力
  4. 書類の準備・郵送

必要書類には、会社情報が確認できる書類や決算書、設備を導入する建物の登記簿謄本などがあります。申請はオンラインポータルで行いますが、最終的な書類提出は郵送のみの受付となるため注意しましょう。

補助金利用時の注意点

補助金を利用する際には、いくつかの注意点があります。まず、対象となる設備や条件を正確に理解することが不可欠です。省エネ補助金の場合、印刷機以外の製版設備や製本関連設備は対象外であり、また印刷機でも登録された補助対象設備のみが対象となります。さらに、対象は既存設備の「更新」のみで、新たに導入する「新設」や既存設備を撤去しない「増設」は補助対象とならない点に注意が必要です。

また、申請のタイミングも重要です。設備の発注や契約は必ず交付決定後に行う必要があり、交付決定前に契約してしまうと補助対象外となってしまうため、こちらも注意しておきましょう。

編集チームまとめ

スクリーン印刷機の導入や更新の際は、省エネ補助金などの支援制度を活用することで大幅なコスト削減が可能です。初期投資の負担軽減だけでなく、長期的なランニングコストの削減にもつなげられるため、条件や手順を正しく把握したうえで申請を行いましょう。

このサイトでは、印刷物の種類別におすすめのスクリーン印刷機メーカーを紹介しています。「立体的なもの」「大きなもの」「繊維製品」といった特徴に合わせてご紹介しているので、メーカー選びの参考としてください。

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スクリーン印刷機の中でも、印刷物の種類によってメーカーの得意不得意があります。そこでここでは印刷物に合わせておすすめのスクリーン印刷機メーカーを厳選して紹介。メーカー選びの参考にしてください。

化粧品ボトルや電子部品の
表面・側面など
立体形状への印刷
曽田鐵工
  • 印刷が難しいと言われている楕円形の側面にも印刷可能で、インパクトのある製品製造をサポート
  • 四角柱の表面及び側面の印刷も、一度に印刷できるためサイクルタイムを短縮できる
看板・液晶画面など
大判サイズへの印刷
ミノグループ
  • 1200mm×2400mmの印刷まで可能。一度の印刷で広範囲をカバーし、大型看板や長尺素材の印刷を効率化
  • インクの片流れを防止機能や均一な印圧を再現するスキージー圧自動設定装置で、大型ゆえの使いにくさを払拭
Tシャツ・タオルなど
繊維製品への印刷
理想科学工業
  • 暗室や薬品不要でプリンター感覚で繊維品に印刷可能、小ロットの制作もスムーズで内製化に成功した実績あり
  • Tシャツでニーズが多いA3サイズの製版に対応可能。水性・油性インクも問わず、ナイロンや絹にも印刷できる
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